
行政書士のお仕事というのは、なかなかにイメージが掴めませんが、どのようなお仕事なのでしょうか?行政書士のお仕事は、本当はお客様が何をしたいのかを聞いて、アドバイスを行うことです。この手続きをしたいと考えているお客様の話を十分に聞くと、実際にはもっと他に簡単な方法がある場合があります。例えば、建設業の場合に500万円以下の1件の施工金額であれば、建設業の認可が必要ないのに、認可が絶対に必要だと考えていたりします。会社を設立したいということでも、売上がまだその位であれば会社を設立しなくても良いなどのアドバイスをします。
では、どのくらいのお仕事の範囲なのでしょうか?宅建業免許、会社設立、風俗営業許可、建設業許可などです。中には専門を決めているところもありますが、お仕事をお客様の地域で決めているところもあるそうです。
行政書士の資格を取得するために勉強している人がアルバイトを見つけるのであれば、最適なのは行政書士事務所の補助者です。しかしながら、非常に行政書士事務所は規模が小さいため、ほとんど求人をしていません。また、アルバイトの場合でもほとんどが縁故採用です。 一方、総合事務所の場合には派遣会社を介して採用してくれます。さらに、別の士業の仕事内容も知ることができるため、非常にいい経験になります。1,000円~1,300円くらいの時給ですが、お金を勉強しながら稼げると考えればお得です。総合事務所というのは、共同で行政書士と税理士と司法書士等が運営しているところです。スタッフとしては、ほとんどのところが10人~70人くらいのようです。総合事務所で仕事をするメリットは、一所懸命お仕事をすると試験対策になる、行政書士の実際の仕事内容が分かる、勉強で分からないところを教えてくれる、士業でお仕事をしている人と関係を築くことができることです。
では、求人を派遣会社で探すにはどうすればいいのでしょうか?まず、派遣会社に登録しましょう。しかしながら、全体的に行政書士の補助者の求人は少なめです。常時いい求人があるとは限りません。そのため、まず派遣会社に登録して、ちょうど適した求人が見つかるのを待つようにしましょう。そして、いくつかの派遣会社に登録しておくようにしましょう。