派遣で働くと勤務管理、交通費、社会保険はどうなるの? | 派遣のお仕事探しガイド
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派遣で働くと勤務管理、交通費、社会保険はどうなるの?

派遣で仕事をする時には勤務管理や交通費、社会保険に注目しましょう。これらは派遣元によって対応が異なっていることが多いです。
編集部

初めて派遣で働く方は、勤務管理交通費社会保険について不安な方がいると思います。これらは仕事をする上ではとても重要なものであり、派遣の場合はどのような対応となっているのか気になるものです。
派遣として働くとどのような契約を結ぶことになるのか紹介しましょう。

勤務管理について

基本的に派遣社員というのは派遣元の社員として仕事をしています。しかし、勤務管理に関しては派遣先が責任を持って行わなければいけません。何日の何時に出勤してきて、何時に退社をしたのか、休日はいつなのか、残業をしたのかどうかなどはすべて派遣先が管理をします。これらの情報についてはすべて派遣元に通知します。
給与を実際に支払うのは派遣元です。派遣元は派遣先から勤務管理についてのデータを受け取り、それに基づいてそれぞれの派遣社員へ給与を支払います。

交通費について

次に派遣社員の交通費について説明します。それぞれの派遣会社によって、どのような仕組みを採用しているのかは異なります。しかし、多くの派遣会社では交通費を時給に含んでいることが多いです。
場合によっては、それぞれの派遣社員の状況に応じて交通費を別途支給することもあります。交通費の支給額については、1万円や3万円など上限を決めていることもあります。
時給に含めるのか、別途支給のどちらが良いのかはケースバイケースです。時給に含める場合はその分給与が高くなります。派遣先まで交通費がほとんどかからない人にとっては、別途支給よりも最初から含まれている方がお得でしょう。

社会保険について

派遣社員であっても、社会保険、や雇用保険に加入することは可能です。ただし、条件を満たしている必要はあります。そもそも、法律では特定の条件を満たしている就労者には保険に加入させる義務があるため、これを守っていないような派遣元には登録してはいけません。
社会保険の種類としては、健康保険と厚生年金保険とがあります。これらには加入資格があり、2ヵ月以上の雇用契約を結んでいたり、正社員の4分の3以上の労働時間や労働日数である場合となっています。
雇用保険については、1年以上の雇用契約を結んでいたり、1週間に20時間以上働いている場合には加入できます。
社会保険はとても重要なものであり、きちんと派遣元に確認をしておくべきです。そうしないと、自分が損をすることになります。

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