正社員になりたい?ずっと派遣のままがいい?どっちがお得? | 派遣のお仕事探しガイド
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正社員になりたい?ずっと派遣のままがいい?どっちがお得?

正社員で働き続けるのと派遣のまま働くのとでは、仕事内容と給料面で、どちらにもメリットとデメリットがあります。
編集部

正社員と派遣社員とでどっちが得かですが、これは仕事内容と給料面で分かれます。仕事をやる上での責任という点でいくと、派遣より正社員の方が負担が増えますし、給料は長時間労働で薄給の正社員と時給の高い派遣社員とで、どちらを選ぶかという選択になるでしょう。派遣社員で問題となるのは、有期雇用なので仕事がなくなれば契約が更新されず、次の仕事を見つけなければならないことです。この点に問題がなければ、仕事先が選びやすい派遣で働くことにもメリットがありそうです。

正社員の給料

正社員の給料は月給制で、これにボーナスと交通費などが支給されます。月給を時給換算すると、かなり安い金額で働くことになってしまいますが、安定して毎月給料がもらえます。また、交通費についても上限のある会社はありますが、正社員なら支給されるのが一般的です。

派遣の給料

派遣社員の給料は時給計算なので、働く時間が多ければ高時給の派遣は、短期間でかなり稼ぐことができます。ただし、休んだ日には給料が出ないため、年末年始などで出社日が減るともらえる金額が少なくなります。また、交通費が出ないところもあるので、自宅から遠いところに通勤すると給料が少なくなることがあります。

派遣で働くことの不安な要素として、健康保険の未加入があげられます。しかし、健康保険については条件さえ満たしていれば加入することができます。その条件とは、雇用契約が2ヶ月間を超えていることと、1日の労働時間や1ヶ月の労働日数が正社員の4分の3以上であることです。これらの条件に当てはまっていれば、健康保険に加入できます。

派遣の労災保険

派遣先でケガをしたり事故に遭ったりした場合は、労災保険の支払い対象になります。ただし、最初にケガをしたときの補償について確認しておかないと、いざケガをしたときに「補償対象外」となってしまうことがあります。派遣の場合、労災保険は派遣先の企業ではなく、派遣会社の労災保険を利用することになります。

健康保険と労災保険

ケガや病気をしたときに、健康保険と労災保険でどちらを使うかですが、仕事に関係している場合は労災保険を利用します。通勤途中でケガをした場合なども、労災保険の適用になります。それ以外のケースでは健康保険を利用することになりますので、目的に合わせて使い分けるようにしてください。労災保険の適用にもかかわらず健康保険を使ってしまった場合は、手続きをしなおさなければなりません。

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